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子ども地球市民会議レポート

■ 【第1回子ども地球市民会議 開催】

2012年5月3日(木)から3日間、第1回子ども地球市民会議が開催されました。6年生86名が『「地球市民としての私」が目覚める』『「論理的に考える」を追究する』をテーマに仲間と一緒に考えました。

3日間の成果『わたしたちの声を届けよう!リオ+20』は、作品のコーナー(手紙イラスト)からご覧いただけます。
期 間: 2012年5月3日(木)~5月5日(土)
会 場: 日能研津田沼校・日能研高田馬場校・日能研横浜校・日能研藤沢校
参加者: 6年生86名
テーマ: 「地球市民としての私」が目覚める 「論理的に考える」を追究する

3日間のプログラムと子ども達の様子

~1日め~

子ども達は、映像資料を中心に、世界が地球が抱えている課題、今年リオで開かれる「国連持続可能な開発会議」、「+20」言葉の持つ意味を知りました。その映像の中で、セヴァン・スズキという12歳の女の子が、20年前にすでに世界の状況に危機感を感じ、そのことを大人たちへ訴える姿に衝撃を受けました。
今、セヴァン・スズキと同じ年齢になった(もしくはなろうとしている)自分たちが今までの自分をふり返ったのです。そして、自分たちに訴えられることって何だろう?どのように訴えたら説得する力をもてるのだろう?そして何より、「地球市民としての私」ってどういうことだろう?、ということを仲間と一緒に考えました。

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~2日め~

とにかく、自分と向き合ってみよう!自分の中に沸き起こるものを文字にしてみよう!
映像資料から受けた衝撃を言葉にすることから、プログラムが始まりました。
自分たちがふだん学んでいる科目という切り口。
算数と社会の先生がチームを組みました。「水」についてのいろいろなデータを素材に、算数の切り口でデータを読んだり、社会の切り口でデータを読んだりしながら、データ活用者としての自分の在り方に目を向けました。
理科と国語の先生がチームを組みました。異なる立場から書かれた環境問題に関する文章を、素材に、ものの見方を「変える」「増やす」「使う」を体験し、ものの見方を意識化することにチャレンジしました。
いま自分が学んでいるチカラと、世界で、地球で起きていることをつなげる-think globally,act locallyを感じる瞬間でした。

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~3日め~

いよいよ最終日、自分の内側の声を「The Future We Want」という文章にしてみました。
それぞれの心に沸き起こる「The Future」。願う未来に日本はどのような役割を果たしているのだろう、その担い手としての自分は…そのために今できることは何だろう…
プログラムの最初から最後まで、とにかく記述し続けた子ども達です。独りよがりにならないように、より多様な視点で迫れるように、多くの人の心に伝わるように、一緒に取り組む仲間たちと、ピアレビューしながら…。

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